ポエトリー・ナイトフライト

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zoom RSS 「ポエトリー・ナイトフライト」第2回レポート

<<   作成日時 : 2015/10/09 09:55  

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「ポエトリー・ナイトフライト」第2回

2015年9月24日(木)
会場:VOXhall
ゲスト:植村純子(劇団衛星プロデューサー)

来場者:22名
エントリー:12名

(敬称略/朗読順)

たあな
つなとしき(演劇集団Q)
牟礼鯨
木村聡太
でこちん
吉田峰子
水銀
泉由良
KIPS
ななみ
村島洋一
素潜り旬


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更新がずいぶん遅くなってしまった。
申し訳ない。
詩人は絶賛自律神経(失調系)男子と化していた。
「なにそれ?食えるの?」というかんじではあるよね。
いやあ!きみは食えないやつだなあ!

さておき。
第2回は、start前からスペースが埋まりきるという、
こういってはなんだが、予想外の展開。
ありがたいことです。
急遽椅子を増やし、なんとかぎりぎり恰好がつく。

詩人はわりとこの時期から頭の具合がよくなかったのだが、
それでも満員御礼に興奮したのと、わがこころのふるさと「酒」の力を借り、
だいぶテンションが高かった…ようにおもう。



ここからは、朗読者に対する簡単な印象を記す。
旧知もいれば初対面の方もいるのでなるべく失礼にならないように、とはおもうが
万が一やや辛いことを書いている場合は、相手がよく知っているひとだと判断してください。
テキストの題名や内容は聴きとりなので細かい部分は忠実でないとおもわれます。
なお、前回のレポートが詳細すぎてあのレベルでいくと死んでしまいそうなので相対的に短め。
「おい〜!chori〜!(ラーメンズ「馬とジョッキー」的に読んでね)」ごめんごめん。

また、実際のイベントの流れとしては、
第一部(6名)と第二部(6名)のあいだに
ゲストの純子さんとchoriのトークがあったのですが
ここではオープンマイク参加者の感想をつづけて書きます。



【たあな】

前回に引き続き2度目の登場。
1ヶ月のあいだに「ににんが詩」というぼくがはじめた
詩の投稿掲示板で多くの作品を読み、ずいぶんと印象が変わった。
丁寧ながらも地味(失礼)というイメージだったのだけど、
「懐に短刀呑んでるけど取り出さない。けどそれがいちばん怖い」みたいな(へんな表現でごめんなさい)。
ものすごく連想力があるひとだとおもうんですよね。
ことばがことばを呼んでくる。
朗読に関しては、自分の間を掴めればとてもよくなる。
ミュージシャンでいうならゆーきゃんさんのようないい声をしてるので。
ちなみにステージネームは「たゆまぬあたりまえの波間に」からだそう。

【つなとしき(演劇集団Q)】

「ポエトリー・ナイトフライト」記念すべき初の複数ユニット。
ふだんは同志社大学の演劇集団Qで活動する男女によるふたり芝居。
ざっくりいうと、風俗嬢と客のそれぞれの抱える業みたいなものを
そのやりとりのなかで視点、位相、距離の差でもって断片的にコラージュしてゆく。
ギミックとして(電話シーンが多いので)スマホが出てくるんだけど、
これはわかりやすく「台本おぼえてないのをケアする」でしたね。
見え見えなのはともかく、そういうのオープンマイクっぽくて個人的には嫌いじゃない。
あとしきちゃんもつなもかわいい(余談)。

【牟礼鯨】

東京から原付で淡路島(小豆島だっけ?)まで旅をし、
その帰り際に転倒して怪我を負いつつも突如参加してくれたタフガイ。
ちなみに同い年。
高浜虚子の曾孫の弟子という、かなり筋のよさそうな俳人で、
これまた当イベント初の俳句朗読となった。
詩の朗読とちがって俳句や短歌の朗読というのは
スキルのバリエーションには乏しい(し、それを重要視されないイメージがある)が
「食べ頃はいつも奇数や七五三」「鍋の具の生前言葉少なげに」など、
彼の着眼点がちょっと斜めなのでおもしろく聴けた。
(聞き取りなので俳句の表記はちがう可能性が高いです)

【木村聡太】

大阪で役者やイベンターをしている20歳そこそこの男性。
今回はエチュードというか、即興でひとり芝居を。
落語「猫の皿」から想を採ったという内容。
マイクを使わずフロアを広く使い、パフォーマンスの奥行きはあったかな。
滑舌も発声もキャラも悪くないのだが、どうしてもサゲありきの話で、
そのサゲが中盤くらいから透けてしまったのが惜しかった。
後半部分がサゲにいくまでの時間稼ぎというか、
場つなぎにおもえてしまったもので。
即興だから難しいだろうけど、もうすこし小ネタを後半挟めたら…と。

【でこちん】

たあなとおなじく「ににんが詩」の投稿者でもある女性。
「ポエトリー・ナイトフライト」自体には初登場。
読み聞かせの会をやっておられるみたいで、
朗読はとても正調。ただ、いわゆる俳優やアナウンサーのそれではないかな。
メソッドを学び身につけた種類のものではないけれど丁寧でした。
人生の荒波にもまれてきた方のように感じるので、
あとはそれが実際に血となり肉となり詩になってゆくだけで
詩人としての基礎体力はゆっくりでもおのずと上がっていくとおもう。

【吉田峰子】

はるばる神戸からギターをかついで参加してくれた女性。
最初に自作の詩を、そのあとボ・ガンボスのカヴァーを1曲演奏(歌)。
京都の詩人・豊原エスさん(ぼくも高校時代からお世話になっております…)の
講座出身者とのことだけれど、スタイルだけでなく声もエスさんに似ているので
語弊があるかもしれないけど「二代目・豊原エス」のような朗読。
つまり、ケレンのない、淡々とした詠みくちのうえで
ふわりと距離を使ったアウトボクシングですね。
こういうタイプは関西にあんまり多くないのでいいなあと感じた。
あと、彼女も当イベント初の弾き語り。
今回は「初」がいっぱい出てきた夜でした。

【水銀】

後半戦のトップバッター。前回に引き続きの参加。
このあいだは水着だったけど、やっぱり今回も脱いだ…。
もはやこのまま「ポエトリー・ナイトフライト」の風物詩にならないかな。
ただ彼女の場合、脱ぐこともテキスト内容とリンクしているので、
あざとさとかただの勢いではないというところは好感ポイント。
そのかわり、パフォーマンスありき、小道具ありきで詰めていくと
この先自分のスタイルが悪い意味で固定されかねない危惧もあるので
次は一度、シンプルな、動きのない朗読も聴いてみたくはある。
あとは早口からの噛みで動揺してずるずるいく局面が散見されるので
自分でおもっている理想の半分くらいの速さと倍の間(ま)で読んでみてもいいのではないかしら。

【泉由良】

私事だが、じつは彼女とは小学校時代のクラスメイトであったりする。
そして水銀とは「ゆりとゆら」というユニットを組んでいるようだ。
よく「頭のうえから出てくるような声」などという表現があるが、
泉由良の場合は砂糖菓子を口のなかで溶かしているときのような、
ものすごく独特な声質と語り口(うまいこと形容できない)。
滑舌などふくめけっして朗読のうまいタイプではないのだが、
朗読者としてのインパクトがあるので、この日はカヴァー多めだったが、
あくまで彼女のパフォーマンスとして聴きこんでしまった。
(ちなみに詩学最優秀新人のクロラや、にゃんしーの詩を詠んでいました)

【KIPS】

なんと4人による即席芝居ユニットである。そしてみんな若い。
つなとしきがわりと現代演劇寄りのパフォーマンスなのとくらべて、
こちらは完全にショートコント。「爆笑オンエアバトル」をおもいだした。
4人とはいえ実質2人は死体役なので、オチ以外は発言がない。
すごくいい意味でも悪い意味でも「おもしろかった!それで?」というかんじ。
ストレスなく、気楽に観れるのは一服の清涼剤としてよかったんだけどな。
でもオープンマイクにこういうチャレンジをしてくれる
演劇畑のひとがいるというのは主催としてはとてもうれしいです。

【ななみ】

飛び入りしてくれた、20代前半の女性。
このイベント、開場中や休憩時間のひま潰し用に
私設文庫である「chori文庫」というものを設置しているのだけれど
そこからセレクトした清水あすかの詩集「毎日夜を産む。」、
そして彼女が大ファンであるポエトリー・リーディングのバンド
「swimm」の曲「エーテルラジオ」をワンコーラス朗読。
もともと芝居をやっていた(?)のか、発声が抜群にいい。
芝居経験者でも朗読向きの発声と、そうでないのがあって、
もちろん声質にもよるのだけど、ちょっとピカイチでしたね。

【村島洋一】

サモナイタチのvoであり、choriバンドのgt/voでもある男性。
純粋な意味でのミュージシャンの参加ははじめてではなかろうか。
アカペラで2曲、歌う。
彼に関しては身内どころかもはや分身みたいな存在なのと、
あきらかにバケモノなので感想は省く。

【素潜り旬】

前回に引き続きの参加。
松田優作を老けさせたような年齢不詳すぎる23歳だが、
この日は髭を剃っていてなんだかかわいらしいことに。
うん。やはり詩の基礎体力が高い。
そしておそらく「表現すること」に対する興味が、
まだ執着になりきらない生々しい場所でパチパチ燃えている。
引き合いに出すのが正しいかどうかわからないけれど、
東京の松本暁のような、やんちゃさを失わない男前という印象をうける。
いいトリでしたよ。ありがとう。






みなさま、ありがとうございました!



「ポエトリー・ナイトフライト」開催日程

2015年
10月22日(木) ゲスト:チプルソ(ラッパー/トラックメーカー)
11月26日(木) ゲスト:近日発表
12月24日(木) ゲスト:近日発表

2016年
1月28日(木) ゲスト:近日発表

以下、継続予定




   

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